資格は国家に認定されるものと民間で認定するものとがありますが、セラピストは民間で、位置づけとしては民間手技療法に当たり法的な根拠はありません。同じように見える職業の中でも、あん摩マッサージ指圧師、はり師灸師、柔道整復師は国家資格です。
とはいえ、整体院やサロンを訪れるお客様は民間とか国家とかを判断基準に置いているわけではなく、疲れが取れる、コリがほぐれる、体が楽になる、リラックスできるといったことを求めています。つまり腕が良ければ免許が民間か国家かはさほど問題ないということです。資格がどうこうと心配するより、しっかり腕を磨いて人に喜んでもらえるセラピストになりましょう!
医師や看護師の人が行う、医学に基づいた行為のことを医療行為と言います。たとえば手術でメスを使ったり、注射を打ったりというようなものですね。そうした行為は一歩間違えれば人の健康を害してしまう可能性もあります。
だから免許を持っている医師などしか行うことができません。医師やマッサージ師の行う医療行為や医業類似行為は法によって定められているので、セラピストはその療法を行うことはできません。
セラピストは体の調子を整えたり、精神的な癒しのために主に手足を使った手技療法を行います。あくまで整体であって医療行為ではないので、たとえば椎間板ヘルニアや骨粗しょう症、二分脊椎症などの明確な診断が医師から下されている人に施術をすることは危険を伴うために避けなければいけません。医療機関での受診が必要な人に施術を行って好ましくない結果をもらたらした場合には、傷害罪などに問われる恐れもあります。