セラピストの就職先は、整体院やサロンがほとんどを占めますが、それだけではありません。体を健康にする知識があり、整体施術ができるという技術はいろいろな場面で役に立っているんです。
たとえば、スポーツトレーナー。今や一流のスポーツ選手には専門のトレーナーがついていることが当たり前ですが、選手の身体管理にセラピストを積極的に雇用している場合もあります。また、福利厚生に力を入れている企業には社員のためのリラックスルームを設けているところもあり、そこではセラピストによるトータルボディセラピーが健康管理やストレス解消にとても役に立っています。もし今働いている会社にそうしたリラックスルームがあれば、セラピストの資格を取得することで重宝される存在になるかもしれませんね。
例のような仕事はあまり求人情報として多くはありませんが、もし縁あって勤めることができれば、将来開業するのにもいい経験と宣伝文句になるのではないでしょうか。「スポーツ選手〇〇さんのトレーナーをやっていました」というサロンと普通のサロンを比べたら、絶対に前者のサロンに行っちゃいますもの。
収入を得る手段としてのセラピストではなく、技術を磨いて人のために役立つことを突き詰めるという選択肢もあります。たとえば介護のボランティアなどは、人手がいくらあっても足りない状況で、もしセラピストが希望すれば喜んで受け入れてくれるでしょう。ただし、そうした場所は金銭的な期待ができないのが実情なので、時間にもお金にも余裕があり、自分の人生の目的を誰かの役に立つことと考えられる方ではないとちょっと大変じゃないかと思います。